鹿児島の探偵というお仕事~浮気調査2~
鹿児島の探偵というお仕事~浮気調査2~
※当ブログ記事はすべてノンフィクションです。
新型インフルエンザ・・・心配ですね・・・探偵にとっては、マスク着用が怪しまれないというのは良いことです。
クライアント:40代主婦
対象者:その夫(会社社長)
旦那の携帯メールチェックにより、若いホステスとの浮気の疑い
行きつけのクラブのホステスらしいということで、浮気調査を依頼
会社終わりからの行動確認開始
1週間ほど様子を見ていたところ、いつもより早めに自分の車で退社。
尾行を開始したところ、市内のコンビニ前で、若い女性を拾う。
女性の服装などから、同伴出勤かな?という感じ。
そのまま車は与次郎方面のホテルへ直行
クライアントである奥様に
「女性を車に乗せて、与次郎方面のラブホテル○○○○に入りました。」
と報告。
すると、奥様が、「私も現場に行きます」とのこと・・・
あらら・・修羅場かな・・・
と感じながら、待つこと30分。思ったより冷静な奥様。
にっこりしながら、私達に、車のスペアキーを見せる・・・・
奥様の度胸に感心しながら、しかし、念のため持ち物を調べさせていただく。
ナイフとか入っていたら、洒落になりませんし・・・・
危険物がないとわかったところで、ある程度予想は出来ましたが、「スペアキーの利用法」について、質問。
「もちろん、旦那の車の後部座席に座って、二人が出てくるのを待つのよ!」
同じ男として、旦那さんを気の毒に思いながら・・・
「わかりました、万一のことがあるといけませんので、一応近くで様子を見ます。くれぐれも暴力沙汰にならないよう気をつけてください。」
「なるべく、車の中で言い争いは止めたほうがいいと思います。心理的に狭い場所で攻められると人間は逆上しやすいですから。」
「なるべくなら、ファミレスとか人目のあるところで話し合いをされたほうが、お互い冷静になれるので効果的です。」
と奥様にアドバイス。
旦那と女性がホテルに入ってから1時間30分経過したところで、奥様が旦那の車の後部座席に乗り込む。
30分後、腕を組んで旦那と女性がホテルから出てくる
駐車場の車に乗り込む・・
「うぉ!」という短い旦那の驚嘆の声
その後、10分ほど沈黙
そのまま車は、旦那運転・助手席女性・後部座席に奥様の3名同乗でホテルを静かに出て、近くのファミレスへ・・・
奥様がこちらに目配せをしてくれたので、そこで、作業は終了。
<後日談>
「バックミラー越しに私と目が合った旦那の顔ったら・・怒る気も失せて笑っちゃったわよ、旦那も女も懲りたでしょう。」
旦那を手のひらの上で転がすような、度胸の座った奥様でした。
If you fight, We become your sword and shield.
~あなたが戦うのなら我々はあなたの剣と盾になりましょう~
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