鹿児島の探偵というお仕事~心の風邪~
鹿児島の探偵というお仕事~心の風邪~
※当ブログ記事はすべてノンフィクションです。
肩こりがひどい・・・手先がしびれる・・・やば・・頚椎ヘルニアか・・・
オススメの整体・マッサージがあれば教えてください。
~心の風邪~
探偵という仕事をしていると、「心の風邪」をひいている人から依頼を受けることが多いです。
●誰かが家の中をうろつく
●毎晩、盗みに入ってくる人がいる
●家の中に盗聴器が仕掛けられ電波が飛んでいる
●車のバックミラーの位置が毎回違ってる、誰かが乗っている
一言で言えば「被害妄想」なのですが・・・
アルゴスユニットでは、そのような方から依頼を受けた場合は、
まず話をゆっくり聞きます。
話しをして不安を取り除いてあげて治まる場合は、依頼は受けず相談という形で処理します。
商売としては何も言わず依頼を受ければいいんでしょうが・・・
なんか、「心の風邪」をひいている人をクイモノにしてる気がして・・・
どうしても・・と言われれば、ちゃんと仕事はしますが、極力2回目は会話で済ませます。
商売人・プロとしては、「甘い」んだろうけどね・・・
現職時代も「心の風邪」をひいている人とたくさん関わりました。
ですから、必然的に「カウンセリング能力」というものは身についてますし
「カウンセリング」の特別な教養なども受けています。
ですから、一般の人よりは、「心の風邪」をひいている人に対しての知識はあります。
しかし、警察関係の中には、そのような人に対して差別的な発言をする人間もいます。
まあ、警察に限らず一般社会でもそうでしょうが・・・
警察の場合は「マルセイ」という隠語で・・・その言葉ですべてをくくってしまう・・・
新任で交番のおまわりさんをやっていた頃、
「電波が飛んでる!」
と通報してきたおばあちゃんがいました。
現場に赴き、おばあちゃんの話しを聞きながら、私が思ったことは
「確かに、私たちの日常には、携帯・無線・テレビ・ラジオなどの電波が飛び交ってる」
「もしかすると、このおばあちゃんは、その電波をキャッチしやすい人なのかもしれない・・・」
「だったら当然、電波が飛んでるって騒ぐよね~」
「正常と異常の境」ってなんだろ・・?
多数派が正常で少数派は異常なのか・・
「普通」ってなんだ?
人それぞれに、その人の普通はある。他人からみればその普通は異常なんじゃないか・・
法律的には「社会通念上」という言葉がありますが・・それは誰が決めるのか・・
時代・社会が変われば「社会通念上」という言葉は変化する・・・
私は、昔から現在まで、おそらくこれからも・・
宗教とかイデオロギーとか全く興味のない人間です。
一神教?なんじゃそれ、「八百万の神」でいいじゃんとか・・・(笑)
まあ、警察という仕事をしていましたので、イデオロギー的には右翼的かもしれません(笑)
超常現象とか霊とか・・それほど信じてもいません。
まあ霊とかいてもいいんじゃない?・・的な・・子供の頃、「ムー」はよく読んでましたけど(笑)
現職時代「数百体の死体」を見てきてますので、不思議なこともありましたし・・・
(それはネタがなくなったときに小出しにします・・・)
話しがずれましたが・・・
「差別=先入観」それを新任のころの出来事で学びました。
だから、今でも「差別の心」は自分の中にありません。
その心を持ってしまうと「物事の本質を見誤ってしまう」と思っているからです。
ですから、どんな人でも、性格でも、行動でも、クセでも、性癖でも、プレイでも・・・
異常とは思いません。「いいんじゃない?それで」
肯定することが大切だと思ってます。
しかし・・・以前、同性愛の男性から迫られたときは、さすがに・・・
「ごめん・・差別はしないけど区別はする。新しい扉を開くつもりはない!」
「同性愛?いいんじゃない~・・だけど俺は無理!」
と断りましたが・・・(笑)
If you fight, We become your sword and shield.
~あなたが戦うのなら我々はあなたの剣と盾になりましょう~
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