鹿児島の探偵というお仕事~携帯出会い系トラブル~
鹿児島の探偵というお仕事~携帯出会い系トラブル~
※当ブログ記事はすべてノンフィクションです。
GWも終わりました。新型インフルのパンデミック大丈夫かな~と心配してます。
クライアント:女子高生の父
ターゲット:出会い系の男
女子高生が、携帯電話の出会い系で、男と知り合う。
何度かのやり取りのあと、男から「ハダカを見せて」といわれ、携帯のテレビ電話機能で、ヌードを見せる。
その後、不安になった娘が家族に相談。父親が警察に
「出会い系の男を見つけて欲しい」と相談するが、緊急の事件性がないとのことで様子見&保留状態。
その後、アルゴス・ユニットに相談。
まず事実確認。
ネット上には、お互いの動画や画像を見せ合ったり交換したりというサービスは無数にあります。
●画像をメール添付する方法
●ライブチャットといわれるサービス
●閲覧限定でアルバムをネット上に公開する方法
●携帯のテレビ電話機能を使う方法
今回は、携帯のテレビ電話を使用したとのことで、
※同じキャリア同士の携帯であること
※相手の電話番号がわかっていること
※メールのやり取りがあること
から、アルゴス・ユニットがとったオペレーションは
女子高生の携帯を管理下においたうえで、
※スタッフがターゲットの男とメール交換
※数回のメール交換のあと、罠の待ち合わせの約束
※待ち合わせ場所で張込み
※待ち合わせ場所に現れた男を追跡
※数日行動確認のうえ、行動パターンを把握
※男に面談・事実確認・状況説明・解決への協力依頼
※保存画像などがないか、男の携帯電話データをチェック
※女子高生に関するデータ(電話番号・メールアドレス・メール履歴など)を男同意の下削除
※削除状況を写真撮影し、「他言無用・関係切断の誓約書」&その状況を報告書作成で、父親へ報告
※最後に、女子高生の携帯にのこっていた男のデータついても、削除
以上で解決。
ただし今回のクライアント依頼は、ハダカ画像データの有無確認と流失防止・関係切断が最優先でしたので、男の素性については、すべてをクライアントに明かさず、アルゴス・ユニット預かりとさせていただきました。
もし、画像が残っていれば、児ポ法で警察での対応も可能だった案件です。
幸い今回は、メール添付ではなくテレビ電話だけでのヌード公開であったため、画像データは残っていませんでした。
ただし、テレビ電話でも、キャプチャーとかいろんな画像保存方法はたくさんあります。
もし、画像データなどが残っていた場合、それをネット上にUPされると、その画像は、全世界を永遠に漂います。
そうなると回収・削除は不可能です。
女子高生は今後、いろんな恋愛をして、幸せをつかむことでしょう。
しかし、若気の至りで流れてしまった自分のハダカ画像は、いつどこで発見されるかわかりません。
まわりまわって、エロDVDのパッケージに使用されることもあるかもしれません。
相手のことがどんなに好きでも、永遠の愛を誓ったとしても、二人の関係はどうなるかわかりません。
深い愛は深い憎悪に変わることも多いのです。
ハダカなんて、撮りたがる男にろくなヤツはいません(笑)
その目的がなんなのか・・・
友人に武勇伝バリに見せびらかすかもしれません
彼女のハダカ画像を大事にしてるヤツなんて、気持ち悪くないですか?
いろんなプレイはあるでしょうが、せめて顔だけは隠してください。
「残るもの」には気をつけましょう。
ITは、使いこなすと便利なものです。
ITとかネットとかパソコンとか携帯とか・・・私は、よく包丁に例えます。
おいしい料理をつくることも出来るし、相手を殺す凶器にもなる・・・
危ないからといって子供から取り上げるのは、いかがなものか・・・
使い方を教えてあげるのが親の努めかなと思います。
If you fight, We become your sword and shield.
~あなたが戦うのなら我々はあなたの剣と盾になりましょう~
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