鹿児島の探偵というお仕事~ひきこもり対策~
鹿児島の探偵というお仕事~ひきこもり対策~
アルゴス・ユニットは、民間被害者対策の中で、女性の自立支援も行っています。
現在動いている案件は、
成人している二人の息子が引きこもりというシングルマザー
相互依存の状態で、負のスパイラルから抜けられない状況。
経済的にも精神的にも追い詰められる母親を救うため、引きこもり対策を実施中です。
長男は仕事が見つかりさえすればなんとか自立できそうなのだが、次男がメンタル的に不安定で通院中。
ありがちな、引きこもり=パソコンという構図で、ひたすらPCの性能UPを追求するのが唯一の喜びという状況。
それで、「俺は人とは違う、人よりも高性能なパソコンを持っている・組み上げている!」という偏ったプライドと薬の過剰摂取という薬物依存状態で、バランスをとっている状態。
うちの上部組織が現在、NPO法人ライフアシストネットワークを立上げ準備中であり、そのなかのIT支援で、ITコンシェルジュ育成事業というものがあります。
ITコンシェルジュとは
パソコンの設定・修理・トラブルサポートの技術を講習し、NPO独自の資格を発行する。
というものです。
リモートサポートなどのサービスを盛り込むことで在宅ワークのシステムも将来的に構想としてもっています。
通院中の病院でも訪問看護スタッフが週1回の訪問でカウンセリングを行っているようですが、深いところまでは話ができないという状況でした。
よって、パソコンに詳しい人間ということで接触&カウンセリングを行い、次男がひそかに持っていた、「自分の誕生日に逝ってしまおう」という計画を掘り出しました。
警察ではカウンセリングという教育は受けませんが、毎日が被疑者の取調べ・被害者の参考人聴取で調書化するという、実践での心理戦をやっていたわけです。深いところ、話したくないところを聞くということが仕事だったわけですから・・・
ITコンシェルジュ資格取得という夢と希望を与えることで、第一歩を踏み出させる勇気を与えましたが、メンタルな部分の昇降は予測がつきません。まだまだ油断は出来ない状況ですが、第1回目の講習に元気な姿で出席させるためのサポートを行います。
鹿児島では メンタルの部分で、
「根性がない!甘えだ!で片付ける風潮」があり、メンタルな部分をわずらう当人にしてみても
「なんでこんなに根性がないんだろう、なんとかしないと、だけど動けない」という焦りと不安の中で自分を追い込んでしまうケースがほとんどです。
周りの家族もわかってはいるんだけど、歯がゆくてつい強く言ってしまう。
ゆっくりでいい。甘えてもいい。わがまま言ってもいい。だけど、一歩踏み出してみようか?
新しいことに一歩踏み出してみようか?
小さいけど、そのためのきっかけをうちは提供できるから。
そういう気持ちで、引きこもり対策をやっています。
If you fight, We become your sword and shield.
~あなたが戦うのなら我々はあなたの剣と盾になりましょう~
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