鹿児島の探偵というお仕事~恋愛?ストーカー?~
鹿児島の探偵というお仕事~恋愛?ストーカー?~
※当ブログ記事はすべてノンフィクションです。
マスクを探して彷徨う・・・一応100枚ほどは確保しようかと・・・
薬局類をまわり・・・既に完売入荷未定・・・別の買い物で与次郎ニシムタへ
日曜大工売場レジ前で、思いがけずマスクを発見!
数量限定で2パック40枚しか買えませんでしたが・・・ひとまず安心です。
まあ、マスクで感染を完全に阻止できないとはわかっているが・・・
弱毒性といわれながらもいつ変異するかもしれないし・・・身体が資本なもので・・
新型インフルエンザ対策も自己責任の範疇ですしね・・・・
~恋愛?ストーカー?~
クライアント:20代前半男性
ターゲット:20代後半風俗嬢
甲突町のお風呂屋さんに通う男性。お気に入りの風俗嬢に恋をしました。
「僕が、彼女を風俗の世界から救い出してあげたい。」
「彼女を僕が幸せにしてやる!」
若気の至りだな~青春してるね~と思いながら・・・・
事情聴取。
二人の関係はただの風俗嬢と客の立場。男の一方的な感情だけ・・・
何度か、付き合ってくれと言ってみたが、何度もはぐらかされる・・
彼女のことが知りたい。調べて欲しいとの依頼。
犯罪に情報を利用しない・彼女に確認して、出して欲しくない情報は出さない。
調査はするが、彼女の意向次第では情報は何も渡せない可能性もある。
以上を、確約のもとに調査開始。
彼女の出勤後に、張込み開始。店が終わり彼女が出てくるのを待って尾行。
少し離れたコインパーキングにとめてあった車に乗り込む。
車を追跡。
車は市外方向へ・・・1時間追跡し、自宅着。そのまま張込み。
朝8時、彼女が車で外出。追跡。お昼の仕事場が判明。
昼は仕事をして夜は風俗嬢か・・・大変だな・・なにか問題抱えているのかな?
と考えながら、数日行動確認及び調査。
まじめに昼は仕事して、夜もまじめに出勤。頑張るな~と感心。
男の影はなし。
ある程度情報が集まったところで、彼女に接触。
事情を説明して、ファミレスで話し合い。
すごく冷静な才女という感じ。風俗嬢の雰囲気はない・・・
男のこと、調査の内容を説明し、情報を男に渡してもいいか確認。
「名前とプライベートの携帯アドレスだけで勘弁してください。」
「気持ちとしてはうれしいけど、今は恋愛禁止中です。」
素朴な疑問・・・なんで風俗?
「留学して外国の大学に行くためです。」
「とにかく1年間稼げるだけ稼ぐつもりです。」
あまり恵まれた家庭環境ではなく、自力で生きてきた彼女。
夢の実現のためのバイトです。
職業に貴賎はありません。尊敬に値する女の子でした。
後日、クライアントの男性に、
彼女の名前とプライベートのメルアド・留学の夢
男が思い描いていた不幸な女性ではなく、壮大な夢を持った女性であること。
を伝えました。
勝手なヒロイズムを打ち砕かれて拍子抜けの彼。
「たくさん、通ってあげて、応援してあげれば?」
「そのうち、本当の恋愛に発展するかもしれないしね。」
その後、どうなったかは、知りません。
If you fight, We become your sword and shield.
~あなたが戦うのなら我々はあなたの剣と盾になりましょう~
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